明日以降、大阪にも2度目の緊急事態宣言が出される可能性がある。医療従事者の方々が必死に対応されている現状、子どもたちの活動に制限がかかることは仕方がない。新型コロナウイルス感染症を乗り越え、平穏な日々が一日でも早く訪れることを祈るばかりである。
さて、我がチームは、新年を迎えた6年生の成長に目を見張るものを感じる。指導者としての「最大の喜び」である。急激な子どもの成長はなぜか引退前のこの時期が多い。中学生の部活動で言えば3年生の夏休みであろうか。それぞれの年代において、「心と体のバランス」がとれ一気に大きくなる時期なのだろう。今年の6年生は本当にやさしい良い子で、真面目に一生懸命に取り組んでくれる子ばかりだ。キャプテン以外は、昨年もほとんど試合に出ることがなく自信をつける経験が本当に少なかった。その中でもそれぞれが自分自身と真剣に向き合い、殻を破って大きく成長しようとしている。必ず自分で殻を破ってほしい。子どもたちには、大きな課題をそれぞれに与えてきた。その課題を乗り越え大きな自信と喜びを味わってほしい。
残り3カ月、将来に大きくかかわる3カ月であると思う。多くても残りの大会は2回のみ。6年生の意地を見せてほしい。そして一緒に喜びを分かち合おう。本当の笑顔を勝ち取ろう!!